ピーマンが苦手な子どもにピーマンの歌を聞かせたら、食べられるようになるのか?
実験結果は、30人中29人が食べられるようになった
野菜の歌を歌えば子どもの野菜嫌いが本当になくなるらしい
子どもに人気のお笑い芸人の小島よしおさん。
健康のためにハマっていたごぼう茶がきっかけで、ごぼう茶の歌を作ったのがきっかけで、
「野菜の歌」シリーズが始まりました。
最初はごぼうの歌、次にピーマン、にんじん・・と作曲されています。
テレビの企画で、野菜嫌いの子どもに野菜の歌を聞かせてみた
野菜の歌が生まれたきっかけ
ある時、テレビの企画でピーマンの苦手な子供にピーマンの歌を聞かせたら食べられないのか?という実験をしました。
テレビ局側は、「そんなの無理でしょう」という予想でした。
しかし、実際には、ピーマンの苦手な子供、30人のうち29人が食べられるようになりました。
別のテレビ番組でも同じような結果になりました。
このことから、野菜の歌を歌えば子供の野菜嫌いが本当になくなるらしいと分かったのです。
野菜の歌を作る時はおちゃらけず、真剣に考えて作る
小島よしおさんは、野菜の歌を、以前は1年に1曲のペースで作っていました。
しかし、子どもたちから、「苦手な野菜が食べられるようになりました」などと、
ファンレターやコメントが届くようになって、反応があるのが嬉しくて作るペースが上がりました。
普段のネタは、先輩との会話から突然生まれることが多いけれど、野菜の歌を作る時は真剣に考えて作っているそうです。
歌も踊りもリズムの他にも、野菜の勉強ができるような曲作り
小島よしおさんの野菜の歌の聴きドコロ
単に歌って、聞いて、踊って、楽しめるだけでなく、
歌詞の中に野菜の歴史や、うんちくも入れたりして、野菜に興味を持ってもらえるような工夫もしています。
食事の雰囲気は大事
歌を歌って野菜嫌いがなおるならいくらでも歌おう
ピーマンが苦手な子ども達が30人集まり、そこでピーマンの歌を楽しく歌うことで、
30人中29人はピーマンを食べられるようになった、というのはピーマンの味がどうしてもイヤ、というより
楽しい雰囲気に押されて、子ども達の気持ちが「食べてみようか・・・」と変わって食べた可能性が高いですよね。
お子さんに嫌いな野菜があれば、まずは保護者や先生が、
小島よしおさんの野菜の歌をYouTubeで探して、口ずさんでいたら、
お子さんは野菜に興味を持ってくれるかもしれないですね。
私もそうですが、怖い顔をして「野菜も食べなさいよ、栄養があるんだから」なんて言っても、
子どもは「食べてみようかな・・」なんて思わないですよね。
こんな歌を歌えるかどうかも、子どもに楽しく食事をさせることができるかどうかの保護者のスキルですね。