勝間和代が考える、自分の強みの見つけ方
好きなことを仕事にできればよいけれど、好きなことが見つからない。
できないのは あなたのせいじゃない 勝間和代
好きな仕事では稼げない。
好きだけど、その仕事に向いている能力に欠けている。
自分のキャリアについて、こうした悩みを持つ人は実際に多く、私もよく相談を受けます。
(中略)
「キャリア・デベロップメント(キャリア開発)」のコツは、実はたった一つです。「自分が息を吸って吐くようにできることに対して、褒めてくれるところへ行けばいい」これにつきます。
例えば、好きだけど才能がないことでは稼げませんから、仕事にしても厳しい状況になるでしょう。
好きじゃないけれどお金は稼げるという仕事も、人によっては精神的に続かない可能性があります。
息を吸って吐くように自然にできて、それをすることが好き、あるいは心身に負担がない。
結果、さほど努力していないのに人が喜んでくれて、しかも成果が出せる・・・。
これが、自分と雇用者、社会が三方よしになる、キャリアの見つけ方です。
勝間和代が考える適職の見つけ方は?
自分が好きなこと、向いていること、息を吐くようにできることをわかっている人ってどのくらいいるんでしょうか。
勝間和代さんは、好きな業界で職を選ぶよりも、自分の強みが生かせる専門性を身に付け、それとマッチする仕事を探すことを推奨されています。
とはいえ、自分の得意なことや好きなことってよくわからないですよね。
占いでも適職に関しての質問がとても多いと、占い師のゲッターズ飯田さんが言っていました。
「人から、同じことで2回以上褒められたこと」これがあなたの強みと勝間和代さんは言っています。
「同じことで2回以上褒められたこと」なら、記憶をさかのぼれば一個くらいは出てくるのではないでしょうか。
ポイント
ベストな職業選択=「好き」✕「得意」✕「稼げる」
つまり、ベストな職業選択は、「好き」✕「得意」✕「稼げる」という3つのポイント全てが掛け合わさっていることがベスト。
- 好きじゃないと・・・続かない
- 得意じゃないと・・・重宝されない
- 収入が少ないと・・・生活が苦しくなる
始めて、いつまでに向き不向きを見極めたらいいの??
2・3ヶ月である程度の価値が生めない場合は、勝間和代さんは早めに職を変えたほうがいいと考えます。
稼ぐときに努力が必要なことは、避けたほうが無難です。それはつまり、「競争力がない」ということを示しているからです。ある程度稼げたら起業も視野に入れよう
起業の成功を左右する一番のポイントは、「競争が激しくないかどうか」です。
できないのは あなたのせいじゃない 勝間和代
私の周りで起業に成功している人は皆、競争が激しくないところで勝負しています。
つまり、誰かと競争して勝つのではなく、競争しないところへ行った人ほど、上手くいっているということです。起業するには、競争相手がいないところでする。
例えば、クレープ屋さんをやるなら、人通りの多い原宿でクレープを売るんじゃなく、
不便な場所で人通りが少ないけれども、店の数も少ないような通りで独占状態でクレープを売ったほうが良いということ。私のような素人は、人で賑わっているジャンルや立地で商売を始めたほうが、上手くいくんじゃないかと思うけれど、そうじゃないんですね。
競争が激しい場所は、資本の大きなチェーン店にはかないませんもんね。
クレープに限らず、なるべく競争相手がいない場所やジャンルを見極めることが、あらゆる起業の成功の鍵になるようです。