【堀江貴文】ゼロに学ぶ、行動力
自分が納得して決めたルールなら、 やらされ感なく、能動的にできるはずだ、と堀江さんはいう。
ルールづくりのポイントは、とにかく「遠くを見ないこと」につきる。
ゼロ 堀江貴文
受験の場合も、例えば東大合格といった「将来の大目標」を意識し続けるのではなく、まずは「一日2ページ」というノルマを自分に課し、来る日も来る日も「今日の目標」を達成することだけを考える。
人は、本質的に怠け者だ。
長期的で大きな目標を掲げると、迷いや気のゆるみが生じて、うまく没頭できなくなる。
そこで、「今日という一日」にギリギリ達成可能なレベルの目標を掲げ、今日の目標に向かって猛ダッシュしていくのである。
これはちょうど、フルマラソンと100m走の関係に似ている。
フルマラソンに挫折する人は多いけれど、さすがに100m走の途中で挫折する人はいない。
どんなに根気のない人でも、100mなら集中力を切らさず全力で駆け抜けられるはずだ。
ペース配分なんかいらない。
余力を残す必要なんかない。
遠くを見すぎず、「今日という一日」を、あるいは「目の前の一時間」を、100m走のつもりで全力疾走しよう。
数ある堀江貴文の本で、ゼロが一番面白い
私は今まで堀江さんの本を10冊以上は読んできましたが、数ある堀江さんの著作の中で、ゼロが一番面白いと思っています。
なぜなら、
- ゼロはただ一つ、堀江さんが直接書き下ろしているから(他の本は、堀江さんの口頭筆記をもとに、ライターが書いている)
- 幼少期の話にも深く触れているから(いかにして堀江少年はホリエモンになったかが書かれている)
- 他の本にも共通している「堀江イズム」みたいなものがこの一冊でわかるから
実際に、堀江さんの著作のなかで、ゼロが一番の売上のようです。
堀江貴文がゼロで語る、凡人がやる方法
さて、何か目標を立てて、それを達成するには、堀江さんは、「「目の前の一時間」を全力疾走して、ギリギリ達成可能なレベルをクリアする」と書かれていますが、いくら自分で決めた、「ギリギリ今日、達成可能な目標」とはいえ、凡人の我々は、毎日続けられるのでしょうか??
私は結局、成功者と凡人の違いは、「やり切ることができるか、途中で脱落するか」だと思っています。
成功者は皆、口を揃えてこういいます。
「行動せよ、そして成功するまで続けよ」
凡人は、例えば副業で何かビジネスをしようと思っても、仕事から帰ってきて疲れているときに、それが例え一日30分の作業でも、続けられるでしょうか??
堀江さんは、続けるための答えもくれています。
華やかな将来の目標は見ないようにして、来る日も来る日も目の前の今日の小目標を達成せよ、と。
堀江貴文のゼロに学ぶ、凡人が習慣化するには?
一般人が副業をしようと思って、時間の余裕がある、仕事帰りや夜のリラックスタイムに、「一生懸命頑張って、やっと達成可能な目標行動」を持ってきても、きっと、疲れや体調、気分などいろいろな言い訳をつけて、いずれはやらなくなる可能性が高いですよね。
それなら、気力体力が充実している朝に朝活として、「一生懸命頑張って達成可能な目標行動」を持ってきてはどうでしょう??
朝、早起きするのが苦ではない方におすすめのやり方だと思います。