子どものカリスマ 小島よしお
子ども向けライブと大人向けライブはぜんぜん違う
子ども向けライブで小島よしおが意識していること
子供向けは、いじりをむやみに使わない
大人向けライブでは、「イジり」は効果的ですが、子ども向けライブでは裏面に出て収拾がつかなくなってしまう。
それよりも、ウケている子どもに目を合わせて盛り上げていくと、自然に笑いが会場全体に広がっていく。
最初は知らない裸のおじさんを見て不思議そうにしている子どもも、笑っている周りの子に影響されて、一緒に笑いだす。
子どもには、あえてイジらないほうがいい。
おならをいっぱい使えば良いというわけではない
子どもにウケそうでウケなかった、おならの替え歌
子供にウケそうでウケなかったのはおならの替え歌です。
「ドはドイツ人の屁、プッ。レはレディの屁、プー」と、
おなら(音響)をしながらポールダンスをするネタがありました。
おならも替え歌も子どもの好物だから、「最強のネタができた!」と喜んだのもつかの間、
子どもたちが笑ったのは最初の「ド」だけで、「レ」くらいから飽きてしまったようでした。雑草はすごいっ! 稲垣 栄洋 小島よしお
おならは使えばいいというものではなくて、「ここぞ!」という時に使うものだと学びました。
かいけつゾロリもおならは一発
なぜ、ゾロリではおならは一発なのかずっと疑問だった
私の息子は今、かいけつゾロリにハマっています。
ゾロリを読んでいると、必ずおならが出てくるシーンで息子が大爆笑しているので、
「なんでおならは一発しか出さないんだろう?もっと出せば面白いのに。」と私は思っていたのですが、
小島よしおさんの本で答えがわかりました。
子どもが大好きなオナラも、多用すると面白くなくなるから、ゾロリでは乱発しないという背景があったなんて。
話が一番おもしろいのは、保育園の先生方では?
話の面白い順に並べてみると
- 保育園の0〜2才クラスの先生
- 幼稚園・保育園の先生(3〜6才クラス)
- 小学校の先生
- 中学校の先生
- 高校の先生
- 大学の先生
ではないでしょうか?
相手の年齢が低くなればなるほど、集中力も持続しないので、常に目新しいことをして、子どもたちの気を引いておく必要がありますよね。
自分の経験でも、小学校の先生や、中学校の塾の先生の話はとてもおもしろかったです。
絶対ウケるテッパンネタでも、子どもは、繰り返すとすぐに飽きてしまう・・・
常に面白い話をしていないと、子どもは聞いてくれない。
子ども向けだからといって、決してあなどってはいけない相手ですね。