なぜ、小島よしおは子供のカリスマになれたのか?
雑草はすごいっ!からヒントを得た芸
トークもできない、スベりもできない
お笑い芸人の小島よしおさん、子どもに大人気なのを知っていましたか??
ショッピングモールで、子どもたちと一緒におっぱっぴーと言って、「子ども向けのカリスマ」を目指しているそうです。
でも、小島よしおさんが2007〜2011年までレギュラー出演していた「クイズ!ヘキサゴンⅡ」の中では、島田紳助さんやいろんな専門性を身につけた芸人さんたちに囲まれ、
何の専門性も持っていない自分を情けなく思っていたそうです。
また、当時は、品川庄司さんや 今田耕司さんのように、トーク力のある芸人さんに憧れていたり、
すべり芸をやっても、他の芸人さんと力の差を感じていたといいます。
「誰もやっていないなら、おもしろそう!」
ある時、親子連れがたくさん来てくれたライブで、小島さんの持ちネタの「そんなの関係ねえ!」をやったら、ライブ終了後に子供が真似していました。
それを見た先輩から小島さんに、「子ども向けにライブをしてみたら?」とアドバイスをし、
そこから、大人向けにやっていたライブを、子供向けにシフトチェンジしています。
それまで、小島さんは子ども向けライブに興味があったわけではありませんが、子ども向けライブをやっている人がいないことに興味がわいたそうです。
誰もやっていないなら面白そう、とがぜんやる気が出たそうです。
成功できないのは、場所が合っていないだけかも
ターゲットに合わせて芸風を変える器用なことはできないから、ターゲットを変えた
合わない場所で無理に努力することよりも、自分を活かせる場所を探す
小島さんは、ターゲットとなる客層に合わせて芸風を変えていくような器用なことはできないという。
雑草はすごいっ! 稲垣栄洋、小島よしお
しかし、小島さんは「自分らしい芸」に磨きをかけて、その芸が合う場所を探していった。
そこで、「子ども向けライブ」にハマったのである。
同じギャグでも、ウケる場所があったり、ウケない場所があったりすることだろう。
同じ雑草でも場所が違えば成功できない。
成功できないのは、場所が合っていないだけかもしれないのだ。
「自分の軸」さえしっかり持っていれば、合わない場所で無理に努力することよりも、自分を生かせる場所の方を探す方が得策なのかもしれない。