樺沢紫苑先生が教える、やる気スイッチの場所は?
やる気スイッチの場所は脳のなか
やる気は「出る」ものじゃなくて、「出す」もの
まずは5分、取り組んでみよう。そうすればやる気は出てくるから。
やる気スイッチは、ツボのようなものじゃなくて、脳の中にあって、5分手を動かすと発動するもの、と、精神科医の樺沢紫苑先生はアウトプット大全に書いています。
5分だけ頑張って「やる気スイッチ」をオン
仕事や勉強を瞬時に始める方法があると、あなたの仕事や勉強はものすごくはかどるに違いありません。
学びを結果に変えるアウトプット大全 樺沢紫苑
そんな夢のような方法が、あります。
それは、「まず始める」ことです。
「なかなか始められないから悩んでいるのに!」とツッコミが入りそうですが、残念ながら「まず始める」しかないのです。
(中略)
脳に「側坐核」という部位があります。
脳のほぼ真ん中あたりに左右対称に存在するりんごの種ほどの小さな部位です。
この側坐核の神経細胞が活動すると、海馬と前頭前野に信号が送り、「やる気」が出て脳の調子が上がっていきます。
しかし、側坐核の神経細胞は、「ある程度の強さ」の刺激が来ないと活動を始めません。
その必要時間は経ったの5分です。
側坐核は脳の「やる気スイッチ」です。
「とりあえず作業を始める」ことでやる気スイッチがオンになって、側坐核が自己興奮して本格的な「やる気」が出るのです。
ですから、やる気を出したい時は、「まず始める」しかないのです。
「やるぞ!」と宣言して、簡単な作業からスタート。まず5分だけ頑張りましょう。
やる気スイッチはスイッチじゃない
やる気スイッチが点灯するのは5分必要。
- あぁ〜急な用事で帰るのが遅くなってしまった、今日はお風呂に入らず寝たい・・。
こんなふうに思う毎日でも、5分手を動かせば、やる気が出て、いつもどおりの作業ができるようになるということですよね。
これを読んでいる皆さんも時間がないなか、やりたいことはどんどん出てくると思います。
もし、それが少しでもやる気が必要なら、
- まずはソファーで寝転んでいる姿勢から、机に座ってみる
- スクワットを10回でいいからやってみる
- やりたいことをリスト化してみる
など、5分だけでもやりたい問題に取り組んでみたら、やる気が起きると思います。
5分手を動かせばやる気スイッチは必ず発動する、と決まっているので、近くにタイマーがあると便利ですよ。
私もブログ更新のときには必ずタイマーを側において、「とりあえずやってみる」の気持ちでやっています。
いつも使っている、デカ見えタイマーの特徴
- 斜めに直立し、パッと見ただけで残りの時間がわかる。
- フォントも大きく、遠くからでも見やすい。
- いちいち手を止めて、タイマーに持ち替えて残りの分数を確認しなくても、横目の0.1秒で残りの分数が確認できる。
- キッチンタイマーよりも見やすさが断然違う。
- デカ見えタイマーは勉強用に向いている。
- 一個1,000円もいかないので、買いやすい。
- タニタなので安心。
- ボタン電池じゃなくて単4電池なので、交換が簡単。