夫婦喧嘩で、野々村友紀子が気をつけていること
この本は、コメンテーターなどでよく見かける野々村友紀子さんが、夫婦仲良しでいるための小さな努力をまとめた本です。
野々村さんは、結婚して17年が経っても、「結婚生活めちゃくちゃ楽しい!やっぱ結婚してよかった!」、「来世も同じ人と結婚したい!」と思うほど夫婦仲が良いそうです。
それは、たまたまいい人に巡り合っったから、ではなく、やはり、日々の言動に注意しているからだと書いています。
テレビなどでは、野々村さんはズバッと物を言っていて、男性はタジタジだろうなあ、旦那さんもしんどそう、と思いますが、実際は日常の小さな努力を積み重ねて、言っては良いこと、ダメなことをしっかりと考えながら生活を営んでいるようです。
夫婦喧嘩を回避する、野々村友紀子流の言い方
言葉の温度に気をつけること。
夫婦喧嘩は買ったらダメ。勝ったらダメ。 野々村 友紀子
「どいてよ(邪魔)」
「もういいから貸して(どうせできないんでしょ)」
「は?(バカじゃないの)」
声に出さなくても、言葉に込めた気持ちは相手に聞こえている。
言葉に込めた冷たさは、相手に必ず伝わる。
自分の冷たい言葉や態度から、
お互いが少しずつ冷えていくこともある。
相手には、自分にも返してほしい言葉や態度で接すること。
文字上では普通の返事をしていても、言葉にするときつく聞こえてしまったり、
相手が疲れていたりすると、「何その言い方?!」となって、喧嘩になってしまうことってありますよね。
私も、やることが山積みで気持ちが焦っているときに、遊びの話を夫に長々されると、
「うん。(うるさいなー)」と、そっけない返事をして、
夫に「機嫌悪いみたいだからもう話すのやめる」と不貞腐れられたことが多々あります。
やっぱり、(気持ち)って言葉に乗りますよね。
それは、声のトーンだったり、顔を見ずに返事していることだったりして。
だからこそ、毎日毎日調子の悪いときも時間のないときも一緒に生活をしている夫婦だと、
ズバッ!と返事したり、
言わなくてもいいのに容姿のことでからかったりして、
些細な原因で喧嘩になったりしてしまいます。
「雨降って地固まる」という言葉もありますが、私は喧嘩をしなくていいなら平和に過ごしたいタイプです。
言いたいことがあってもイライラしている時は、
グッと言い返したい気持ちを抑えるか、
トイレに入って水を流しながら、夫に聞こえないように悪口を言って、
スッキリしてから出るようにしていますw
夫婦喧嘩を回避するには
野々村友紀子の、夫婦喧嘩の注意点
夫婦喧嘩では、言い返さないと負けたことになりそうで、カッときたタイミングで言い返したくなります。
でも、美輪明宏さんがこう言っていました。
「愚痴を飲み込んでも、詰まらせて死んだ人はいません。 口は災いの元ですから、カッとなっても言い返さず、飲み込みましょう。」
確かに、愚痴を飲み込んでも、詰まって死んだ人はいないなあと私は妙に納得し、
そこから、何か夫に嫌なことを言われても、(できるときは)飲み込んで言い返さないようにしています。
こうすると、喧嘩の勃発が防げて、気持ちが楽になりますよ。
やっぱり、夫婦喧嘩をして、同じ家にいるのに何日もお互い話さない・・・というのはしんどいですもんね。
言った言葉にどんな気持ちが隠されているか。
それによって、その言葉をいう顔や声は全然違ったものになる。
イラッときても、怒りは乗せずに、平常心で会話をしていけば、したくない喧嘩の何割かは防げるはずですね。